人生航路という漫才が、昔ありました。
最近では、逆ぎれ漫才があるようですが、かれらはぼやき漫才でした。
愚痴をいうんです。ぶつぶつ、ぶつぶつとね。それが、ぼやきなんです。
最近の世相には、ぼやく材料は山ほどあります。ここは是非、あの人生航路さんに登場してもらい、いっぱい、いっぱいぼやいてもらいましょう。では、どうぞ。
オヤジ:
「全国のはたらいているおとうさん、おかあざん。みなさんは、国民年金はらっていますか。わたしは、ちゃんと払っています。」
かぁちゃん:
「なにいうとん。わたしが払っとんやがね!」
「ははは、そうでした。母ちゃんありがとう。ところで、みなさん、21年間、国民年金を払っていなかったあの中川昭一大臣、覚えてはりまっか。まだ、やめんと、ちゃんと大臣やっているやおまへんか。年金は値上げせんといかんな、と言ってた大臣が、はらってないんですよ。ほんま、うらやましいことではございませんか。」
「あんた、なに言うてんの。うらやましがったらいけません。」
「かあちゃん、ごねんきん。」
「なんやそれ、わからんだじゃれは、やめなはれ。」
「ところで、あの方のおとうさんは、むかし、農林大臣をやっていたのでございます。みなさん、知ってましたか。そして、ある日、裏金疑惑がもちあがりました。悩みぬいたあげく、お父さんは身の潔白を晴らす為に、なんと猟銃で自殺してしまったのでございます。」
「へぇ、あった、あった。そんな事件。かわいそうになぁ。」
「その息子がこれですよ。あんたも、身の潔白、晴らす為になんとかせんかい!」
「潔白じゃなくて、払ってないのを認めとるんやがね。」
「ああ、そうでした。そうでした。しかし、情けない、情けないぞ!昭一!
おとうさんはきっと泣いてるぞ。」
「ほんまやなぁ。」
「わたくし、またまた腹が立つことがあるんです。社会保険庁ですわ。みんなから集めた年金ですよ。それでですよ、自分らの宿舎をつくってるんですわ。マッサージ椅子も買いました。ゴルフ練習場も作りましたよ。交際費もそこから落としております。」
「ほんまかいな。」
「みなさん、うそではございません。朝日新聞にちゃんとのっております。そんなん造ったんなら、こっそり、わしにも教えてくれってんだ!練習に行くのに。」
「かなわんなぁ」
「全国のみなさん。ほんとに、こんなことが許されてよいんでしょうか。私ら、安月給から、ようしゃなく掛け金をまきあげていくのに、まきあげる大臣ははらっておりません。巻き上げてネコババしております。こんな情けないことがございますか。みなさん。
わたしゃ、声を大にしていいますよ。
こら、ふざけるなぁ。国民をばかにするなぁ!責任者でてこい!」
「ほいで、ほんまに、責任者出てきたらどうするの?」
「はい。わたしゃ、はっきり言いますよ。 どうも、すみません。」
「なんじゃそりゃ、あんたのほうがほんまに、なさけないわ。」
最近では、逆ぎれ漫才があるようですが、かれらはぼやき漫才でした。
愚痴をいうんです。ぶつぶつ、ぶつぶつとね。それが、ぼやきなんです。
最近の世相には、ぼやく材料は山ほどあります。ここは是非、あの人生航路さんに登場してもらい、いっぱい、いっぱいぼやいてもらいましょう。では、どうぞ。
オヤジ:
「全国のはたらいているおとうさん、おかあざん。みなさんは、国民年金はらっていますか。わたしは、ちゃんと払っています。」
かぁちゃん:
「なにいうとん。わたしが払っとんやがね!」
「ははは、そうでした。母ちゃんありがとう。ところで、みなさん、21年間、国民年金を払っていなかったあの中川昭一大臣、覚えてはりまっか。まだ、やめんと、ちゃんと大臣やっているやおまへんか。年金は値上げせんといかんな、と言ってた大臣が、はらってないんですよ。ほんま、うらやましいことではございませんか。」
「あんた、なに言うてんの。うらやましがったらいけません。」
「かあちゃん、ごねんきん。」
「なんやそれ、わからんだじゃれは、やめなはれ。」
「ところで、あの方のおとうさんは、むかし、農林大臣をやっていたのでございます。みなさん、知ってましたか。そして、ある日、裏金疑惑がもちあがりました。悩みぬいたあげく、お父さんは身の潔白を晴らす為に、なんと猟銃で自殺してしまったのでございます。」
「へぇ、あった、あった。そんな事件。かわいそうになぁ。」
「その息子がこれですよ。あんたも、身の潔白、晴らす為になんとかせんかい!」
「潔白じゃなくて、払ってないのを認めとるんやがね。」
「ああ、そうでした。そうでした。しかし、情けない、情けないぞ!昭一!
おとうさんはきっと泣いてるぞ。」
「ほんまやなぁ。」
「わたくし、またまた腹が立つことがあるんです。社会保険庁ですわ。みんなから集めた年金ですよ。それでですよ、自分らの宿舎をつくってるんですわ。マッサージ椅子も買いました。ゴルフ練習場も作りましたよ。交際費もそこから落としております。」
「ほんまかいな。」
「みなさん、うそではございません。朝日新聞にちゃんとのっております。そんなん造ったんなら、こっそり、わしにも教えてくれってんだ!練習に行くのに。」
「かなわんなぁ」
「全国のみなさん。ほんとに、こんなことが許されてよいんでしょうか。私ら、安月給から、ようしゃなく掛け金をまきあげていくのに、まきあげる大臣ははらっておりません。巻き上げてネコババしております。こんな情けないことがございますか。みなさん。
わたしゃ、声を大にしていいますよ。
こら、ふざけるなぁ。国民をばかにするなぁ!責任者でてこい!」
「ほいで、ほんまに、責任者出てきたらどうするの?」
「はい。わたしゃ、はっきり言いますよ。 どうも、すみません。」
「なんじゃそりゃ、あんたのほうがほんまに、なさけないわ。」
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